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F24博多座公演完走 fairyw!nkじゃんけん大会V 最弱から最強

9月の活動を振り返ったHKT48の(左から)山下エミリー、運上弘菜、荒巻美咲、栗原紗英
9月の活動を振り返ったHKT48の(左から)山下エミリー、運上弘菜、荒巻美咲、栗原紗英
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●月イチ活動報告

 あと約1カ月で、劇場公演スタートから丸6年になるHKT48。若手メンバー「F24」は博多座という大舞台でのコンサートで奮闘。24曲メドレーでは全員がセンターという初の試みもやってのけた。そのF24の一員である荒巻美咲(16)と運上弘菜(19)がタッグを組んだ「fairy w!nk」は、メジャーデビューをかけたユニット対抗の48グループじゃんけん大会で、まさかの優勝。「じゃんけん最弱」と名高かったHKTに、大会初の王座を持ち帰った。若い力の活躍が目立った9月の出来事を、「平成のWink」として注目を集める荒巻、運上と、F24の中核を担う山下エミリー(18)、栗原紗英(21)と振り返る。 (古川泰裕)

 -博多座から1週間

 栗原「まだ余韻に浸ってる感じ。すごく濃い2日間だった。9月は毎日のようにメンバーと練習して、そのことしか考えずに生活してきたので、まだ抜けてない。(本番を)迎えるまでは長かったけど、迎えてからはあっという間。今は寂しいです。早くまた24人で集まりたい」

 荒巻「これからがすごく重要になるなって思いました。『次』があるかないかは、これからの活動によってくるのかなと思います」

 運上「博多座の期間はとにかく焦ってたので、正直ほっとしました。終わって考えたら、すごい体験をしたなと。F24としてまたステージに立てるかもしれないから、それに備えて、もっとしっかりしなきゃって思いました」

 荒巻「エミリーはチームT2のキャプテンだから、ほっとしたんじゃないかな。ステージでも裏でも仕切ってくれて頼れるなって…感心?しました」

 山下「親みたい(笑)。同時に二つのことをやることが苦手だから、それが難しくて。(コンサートが)始まる前の円陣は、一人一人気持ちが違うから、とにかく明るくしようと。(ガスホールで)3公演あったときは、そのたびにジャンプする回数を増やしたり。少しでも気持ちを上げられたらというか、そういうことしかできなかった」

 -いろいろと気を回した

 山下「博多座のレッスンで初めて、終わってみんなを集め、先輩も含め円になって。『博多座は大事だから頑張ろう』的なことを言いましたね。博多座では一つにならないとできないから。前(昨夏の高知、鳥取コンサートなど)はできなかったことを、今回はしようかなと思いました」

 -博多座でライブは珍しい

 山下「博多座のスタッフさんも言ってた」

 栗原「お芝居のときに使うセリとか、ステージが回ったりとかっていうのをライブで使わせてもらったのは、すごくありがたい。4期生は前の劇場でセリを使ったこともないし」

 山下「怖いよね(笑)」

 運上「回ってるステージから出るとき、どうやったらかっこよく降りられるかいっぱい考えたけど、結局コテッてなっちゃって、恥ずかしかった」

 栗原「先輩も『照明とか、すごくいいのを使わせてもらってたね』って言ってた。そのおかげもあって、完成したなって。やっぱりステージが広い」

 山下「リハーサルで一番大変だったのがそこ。奥行きと(立ち位置の)番号。せっかく固めても、最初から覚え直さないといけなくて」

 -普段の劇場公演はコンパクトなステージ

 荒巻「いつもは詰めるくらいなんですよ。みんな普通にやってたら『もっと広くやらないと』って」

 栗原「私たちは(普段)どんどん前の人に近づいていっちゃう。でも博多座は『どれだけ大きく踊れるか』なので、みんな振りが分からなくなってパニックになって」

 山下「昨日、久しぶりに劇場公演したんですけど」

 栗原「みんなどんどん広がるから、逆に後ろに来ないでって(笑)」

 山下「2日間でクセがついちゃうのが面白かった」

 栗原「24曲メドレーは、24人でやる=1人何曲も出るので、裏がバッタバタ。でも、誰も一回もミスしなかった。全員が絶対にセンターに立てるっていうのは初めて。ファンの方も、自分の推しメンがいつ来るのかって楽しんでくれただろうし、センターのメンバーは『アピールしよう』ってすごく気合入ってて。曲もそれぞれに合ってたし、一つの見せ場だったかなと」

 -見応え十分だった

 栗原「私、乃木坂46さんの『制服のマネキン』をやったんですけど、ファンの方にも好評でした。『本当に坂道グループの人かと思った』って。なっぴ(運上)の『残念少女』のせりふを言うところ、すごく良かった。普段おとなしいから『うざいんだよ!!』って言うのが、かわいかった」

 運上「めっちゃドキドキしました。声が出なくなったらどうしようと思って…」

 栗原「完璧でしたよね? ちゃんと気持ちこもってたし、鳥肌立った」

 運上「3人で出たので、すごく緊張して。ミスしたら、はっきり分かるじゃないですか。でも楽しかった。やりきれた感はありました」

 -美咲ちゃんは「Choose me!」

 荒巻「いきなりセンター、しかも指原(莉乃)さんのファンの方は、思い入れのある曲だと思うので。そういうのもあって緊張しました。私がやっていいのかなって」

 -歌詞も後ろ向き

 荒巻「そうですよね(笑)。だから、逆にやりやすかったです」

 -エミリーさんは「黒い天使」

 山下「めっちゃうれしかった」

 栗原「いかに前田(敦子)さんっぽくできるかって、言ってました」

 山下「緊張しました。両端が(矢吹)奈子と(松岡)はなで、どっちもセンターをやってもおかしくないから、その2人に挟まれるのは『やばい』って。でも知ってる2人だったから、安心もしました。前田さんの衣装だったんですけど、何も修正を加えてないのがうれしくて」

 運上「弘菜もです。まゆゆ(渡辺麻友)さんの衣装そのままで」

 山下「(まゆゆに)似てると思う!」

 運上「中学までは言われたんですけど、高校に入ってから言われなくなった」

 山下「まゆゆさんの、成長中の顔に似てる。声は乃木坂46のななせまる(西野七瀬)さん」

 運上「エミリーさんにしか言われない(笑)」

 山下「似てるんだよ! ちゃんと聞いて!」

 -24曲メドレーができたことについて

 栗原「誰がセンター、誰が前のポジションというよりは、一人一人が主役で目立つのがF24なのかなって思います」

 -F24の今後について

 栗原「(田島)芽瑠ちゃんに楽屋で『日本武道館に行ったことある?』って聞かれて『ないです』って言ったら『連れて行ってあげたい』って。芽瑠ちゃんと(朝長)美桜ちゃんに博多座まで連れてきてもらったから、次は逆に、私たちが武道館に連れて行けるぐらいにならなきゃって」

 山下「選抜とかHKT全体でやれないことはF24でやりたいし、武道館も全国ツアーもやってみたい」

 荒巻「F24の曲ができたらいいな。コンサート本編の最後、ちょっと静かな、今回なら『大人への道』みたいな。そういう定番の曲があったら、もっと一つになってる感が出ていい」

 山下「ここで終わりにはしたくない。HKTはHKTで進んでいき、F24もHKTに追いつくくらいになって、ファンもつけて、全部重なったときに『ドーン』っていうのか分からないけど、そういうのにつなげていきたい」

 -じゃんけん大会で美咲ちゃんと運上さんが優勝

 荒巻「できれば優勝したいと思ってたけど、そこまで行くとは思わなかった。準決勝あたりで『やばい、ここまで来ちゃった』って思いました(笑)」

 -美咲ちゃんが淡々と5回勝利

 荒巻「2回くらいあいこがあったんですけど、決勝は一発で決まったので気持ちよかったです。あいこが続くと、どんどん緊張してきちゃうけど」

 山下「めっちゃクールだった(笑)」

 荒巻「跳びはねたよ? 後ろ(戦い終わったHKTメンバー)もすごい喜んでくれて。何が起こったか分からないから、とりあえず2人とも口を押さえて。『どうすればいいんだ?』みたいな感じでした」

 栗原「こっちも何事か分からなかったし(笑)」

 山下「『Chou(森保まどか、松岡菜摘、栗原、山下、宮崎想乃、松本日向)』は1回で終わったから、ぐうたらしてて(笑)」

 栗原「最後に見に行ったら、2人が曲をもらえる人たち(4強)のところに座ってて。『いるじゃん!』って、すごくうれしくて。そしたら決勝まで行くし、優勝しちゃうし(笑)。2人が無表情で、喜んでるのかなって思われたかもしれないですけど」

 荒巻「指原さんからも『ちゃんと喜んだの?』って心配された(笑)」

 栗原「(ステージで)別の人が話してるとき、みーちゃん(荒巻)が(肩を)トントンッてしてきて『やったぁ』ってめっちゃ笑顔だったから、キュンとしました」

 荒巻「覚えてない」

 栗原「えぇー」

 -勝因は

 荒巻「強い気持ちを持ってたからかな。1回で負けちゃうと、弘菜ちゃんにも弘菜ちゃんのファンの方にも申し訳ないし。初戦は勝ちたいと思って、すごく緊張してて、ずっと自分の手を握りしめてたんですよ。そしたら、手に力がこもってる感じがして、決勝のときまでずっとそうやって力をためてました」

 栗原「(Chouの)6人でじゃんけんをして、勝った人が出ようってなって、なっちゃん(松岡)がずっと勝ってた。出す手は決めてたんですけど、あいこの場合は決めてなかった」

 山下「私が『決める?』って言ったら…」

 栗原「そこはもうノリでいけるって。みんなマイペース(笑)。6人分のプレッシャーをなっちゃんが背負ってくれて。負けた後、裏で泣いてて。こっちは、出てくれただけでありがたいのに。あの衣装を着てみんなで出られただけで、いい思い出」

 山下「登場して、本ステージまでに行く道があるやん? あれ東京ガールズコレクション(TGC)みたいだった」

 栗原「6人でTGCに出ようって目標ができたから良かった(笑)」

 -fairy w!nkについて

 山下「『平成のWink』って分かりやすい」

 -「笑わないアイドル」

 栗原「24曲メドレーでも、2人とも笑わない曲。じゃんけんの衣装はふわふわだったけど、そっちもいける。期待してます」

 山下「CD5枚買うね」

 -今後やりたいこと

 荒巻「アイドルじゃないような仕事もしてみたい。CMに出たりとか」

 -何のCM?

 荒巻「TOTOさんのCM分かります?」

 栗原「トイレ?」

 荒巻「ばい菌みたいなのやってるじゃないですか。だから逆に、妖精役として出たいなと」

 山下「そっちで来たか」

 運上「もしできたら、(本家の)Winkさんと共演してみたいです」

 -どちらも笑わない共演

 荒巻「スタジオがシーンとしちゃう(笑)」

=2017/10/17付 西日本スポーツ=

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