HKT48 1stアルバム「092」発売記念 今までがぎゅっと詰まってるby兒玉遥 思い出も新たな発見もあるby森保まどか 一人一人にスポットライトby植木南央

兒玉遥
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森保まどか
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植木南央
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 HKT48の1stアルバム「092」発売を記念し、兒玉遥(21)、植木南央(20)、森保まどか(20)とともに、これまでの全シングルを振り返る新年号特集の後編。今回は、8作目の「最高かよ」から最新シングル「キスは待つしかないのでしょうか?」までの歩みをたどり、2枚目に収録された新曲などについても語ってもらった。(インタビューは先月16日に収録) (古川泰裕)

インタビュー前編はこちら

(8)「最高かよ」16年9月7日発売 女性ファンが私よりかわいい

 -夏のコンサートツアー2日目に選抜発表、最終日の大分で初披露。(松岡)はなちゃんが初センター

 森保「もう最近だ」

 -ここから穴井千尋さんがいない

 兒玉「ここからいないんだ…」

 -あのころ植木は

 植木「『最高かよ』も確か選挙の後だったので、メンバーによってはすごく悔しがってた。総選挙は、あくまでAKB48のシングルを歌うメンバーを決めるものなので、期待しすぎてるわけじゃないとは思うんですけど、やっぱり結果が出るから気にするメンバーも多かったし、私もその一人でした」

 -ツアーの2日目に4期生お披露目。メンバーも初対面

 植木「リハーサルのとき『こんにちは』しましたね」

 森保「そうだ、南央がおいもちゃん(堺萌香)のこと言ってた」

 植木「ほんとに見たことある人がいて(笑)。『どこで見たことあるんやろ…握手会や!』って思って。向こうも目が合った瞬間『ハァッ!』って」

 森保「けっこう、まんざらでもなかったよね(笑)」

 植木「『来ましたよ! お待たせしました!』みたいな顔してた(笑)。びっくりですね。名前も知ってたから『萌香ちゃんがいる!』って。一つの悩みです。女性ファンが私よりかわいい(笑)」

 森保「4期生って、ちーちゃん(穴井)と直接(活動期間が)かぶってないんですよね? それがすごいと思って。メークさんともそういう話になるんですけど、ちーちゃんを知らない世代と、一緒に活動してるっていうのが不思議」

(9)「バグっていいじゃん」17年2月15日発売 大変革…本当に悲しかった

 -選抜9人が入れ替わる大変革で、森保さんが初の選抜落ち

 森保「もう、本当に悲しかったです。SHOWROOM(動画配信サイト)でさっしー(指原莉乃)と咲ちゃん(宮脇咲良)と、はるっぴ(兒玉)が配信してて『(選抜に)入ってる子は、もう知ってる』って、ぽろっと言ってて『おっと?』と思って」

 植木「南央もその瞬間に配信切った(笑)」

 森保「ツアーでも2階の端とかで踊ってて、悲しくて。後輩の子のアンダー(代役)に入って『あー』っていう気持ちだったし、『これはまた特殊だから』っていろんな人に言われることも多かったけど、選抜は選抜だし、入った子も『特殊だから選ばれた』と思われたくないだろうし、そこで妥協はしたくないなと思ってました」

 -下野由貴さんが1st以来の復帰、4期生4人が初選抜

 植木「それまでも『もっと握手頑張らなきゃ』とか思ってたんですけど、こういう挑戦的な、今までと変えてきた選抜に呼ばれなかったのが悔しかったな」

(10)「キスは待つしかないのでしょうか?」17年8月2日発売 再び「病み期」…また電話

 -森保さんが直前の総選挙で躍進した上で選抜に復帰

 森保「さっき南央も言ってたんですけど、選挙の結果は(HKTの)選抜とは別って分かってても、ちょっと期待はしちゃう部分はあった。昔だったら後輩が前にいたら悔しいって気持ちだけだったと思うけど、ずいぶん落ち着いてきて、HKT全体を俯瞰(ふかん)で見られるようになってきて、『この子がここにいるのはこういう理由なんだ』とか『こういう意味があってここにいるんだ』っていうのが理解できるようになりました」

 -はるっぴは休養中だった

 兒玉「総選挙に出てないから、選抜に入れるのかな?みたいな。不安でした。自分を評価するものが何もないから、どうやって受け止められるんだろう?って。順位がないのに『キス待ち』のポジションにいて、大丈夫なのかな? みんなからどう思われるんだろう?って。総選挙は、出ないなら出ないで、こんな気持ちになるんだなって思いました」

 -そのころ植木くんは

 植木「再び『病み期』でしたね。カップリングの『隣の彼はカッコよく見える』で、うれしいっちゃうれしいんですけど、同期の2人(熊沢世莉奈、下野)がセンターで、その横になつみかん(田中菜津美)と、りこちゃん(坂口理子)がいて、私は2列目の端っこで。不思議な気持ちでした。MV(ミュージックビデオ)撮影のときも、その4人と12人で分けられることが多くて、私は何やってるんだろう?って思いました。しかも総選挙の後だったし」

 -ちゃんとランクアップしたのにね

 植木「『メロンジュース』以来、久しぶりに泣きながらマネジャーさんに電話しました(笑)。とりあえず何でなのか聞きたかったんですけど、『いろいろ考えて…』みたいに言われると、何も言えなくなっちゃう」

 兒玉「『これがダメ』とかないもんね」

 植木「ないね。本当にいろいろありすぎて。でも、その『いろいろ』があったとしても悔しいんですよ」

 森保「メンバーみんな怒ってた。私も怒りました。偉そうなこと言える立場じゃないけど」

 植木「うれしい…!」

 -選ばれなかったときに感じた「何で」を、しっかりためておく必要も

 植木「(決め顔で)バネにできるから高く跳べる、って感じですかね」

 -以前も「停滞と後退は一緒」と決め顔で言ってた

 植木「言いましたね(笑)」

2枚目のリードナンバー「人差し指の銃弾」 新しいHKT48見せられる

 -2枚目の1曲目にアルバムのリードナンバー「人差し指の銃弾」。宮脇咲良さんが初の単独センターで、今までのHKTにないような曲。植木くんが選抜に

 植木「バネで跳ばせていただきました(笑)」

 -植木ヒストリーすごいな(笑)

 植木「上がったら下がるし、下がったら上がるし(笑)」

 -ジャケットもリード曲も、かっこいい仕上がりに

 植木「今までで一番緊張しました。曲が送られてきたら、何回か聞いてレコーディングに行くんですけど、めちゃめちゃ聞きこんで行きました。周りのメンバーが『不安なんだけど』って言ってるなか、私も『あんまり聞いてな~い』って言いながら、完璧に覚えていきました。まあ、6文字くらいの歌割りなんですけど(笑)」

 -少なっ

 植木「あ、7文字でした。私以上にファンの人が喜んでくれて。SNSにおめでとうがいっぱいで、うれしかったです」

 -はるっぴも、あまり歌ったことのない感じの曲だと思う

 兒玉「HKTでは珍しく訴えかけるような曲調で、また新しいHKT48を見せられるんじゃないかなと思って、うれしかったです」

ジャケット最前列に森保 位置以上の輝き

 -ジャケット=写真=の雰囲気は予想できた?

 兒玉「できなかったです。でも、ジャケ写の雰囲気すごく好き。おしゃれでかわいい」

 -森保さんが最前列に

 森保「すごくありがたいです。でも、あんまり浮かれすぎず、浮足立たずに、自分のやれることをしっかり考えて、実行していきたいです。新しいHKTを見せるために、どんな役割をこなせるのか、っていうことで置いてもらってると思うので、それに応えられるように頑張りたいです。停滞と後退は一緒!」

 植木「まどかって、いつも立ち位置以上の輝きを放つからすごい。いつ選抜に呼ばれてもいい準備をしてるから、まねしなきゃって思う」

 -「2018年の橋」(タイプA収録)は、どんな曲?

 兒玉「にしぇんじゅうはちねんのはちですか?」

 -はち?

 兒玉「はし(笑)。さわやかな曲です。私と咲良とさっしーと、(田島)芽瑠(朝長)美桜で歌ってます」

 植木「その5人、前もあったよね?」

 森保「あれだよ、リッスン♪」

 兒玉「『波音のオルゴール』以来です。でも、歌詞に『結婚』とか出てくるんですよね。なんでだろう? 誰か結婚するのかな? だいぶ壮大なテーマだなと」

 森保「タイプBは、ユニットとかソロ曲が多いね」

 兒玉「シングルがないねぇ」

 -2枚目だからね

いーちゃんの亡霊 人気なんですよ

 植木「『ハワイへ行こう』とか、けっこう好きな人多いよね。いーちゃん(後藤泉)の亡霊に人気なんですよ」

 -ハワイ亡霊か…

 森保「『アイドルの王者』とか『お願いヴァレンティヌ』とか…。“幻のシングル”が多い」

 -タイプCに「制服のバンビ」

 兒玉「懐かしい~! バンビ!」

 植木「『博多レジェンド』公演でも、ずっとやりよったね」

 -「恋の指先」もタイプCに

 森保「タイプCは、さわやかだけど切ない感じの曲が多いですね」

 -ピアノを弾いてる

 森保「伴奏曲を増やすのが目標です」

アルバムが出せたので… リクアワに期待

 -タイプDには、じゃんけん大会のために結成したユニット「Chou」(森保、松岡菜摘、栗原紗英、山下エミリー、松本日向、宮崎想乃)の曲が

 森保「かっこいい系の曲が来るかなと思ってたんですけど、案外スローでかわいい曲で、びっくりしました。なっちゃん(松岡菜)がすごく喜んでました」

 兒玉「『シュー』って読むんだ。『チュー』かと思ってた」

 -タイプDに「夢ひとつ」を収録。穴井さんの卒業ソング

 植木「若ちゃん(若田部遥)もいましたしね」

 兒玉「一番いいときに卒業したね。見送られながらね」

 植木「愛ちゃん(多田愛佳)もおったか…。それからもう、3人おらんとよ? そう考えると、貴重な一瞬やったね」

 -どんなアルバムになった?

 植木「HKTらしいなと思ったのは、短編映画もそうですけど一人一人スポットライトを浴びる場面があって、それぞれのメンバーやファンの人が、みんな喜べるというか、見せ場があるアルバムになったなと思います。あのころの植木を思い出しながら、昔の曲を聴いてほしいです」

 森保「すごい曲数ですもんね。古くから応援してくださってる方は、曲の流れとかを含めて楽しんでもらって、『こういう背景があったな』とか思い出しながら聴いていただけると思う。最近興味を持ってくださった方も、予習じゃないけど、ジャケットは大人っぽいけど意外とかわいい曲が多いんだとか、でもバラードも歌えるんだとか、新たな発見をしていただけるようなアルバムだと思います」

 兒玉「曲ごとに、それぞれの推しメンのストーリーとか、時代を追いながら楽しめると思います。6年目っていうタイミングで出せることが、すごくうれしくて。今までのHKTがぎゅっと詰まってるので、一人でも多くの人に手に取ってもらいたいです」

 植木「アルバムが出せたので、HKTだけのリクエストアワー(ファン投票で人気曲を決める48グループのコンサートイベント)をやりたいなって思います。他の(姉妹)グループはアルバムが出たらリクアワができる、って感じだったので、期待したいと思います」

=2018/01/04付 西日本スポーツ=

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