恋愛の常識は間違いだらけ!? 新時代の恋愛ハウツー集

新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略 下田美咲著
新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略 下田美咲著
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 男ウケを狙う女は、いつの世でも同性から嫌われる。いわゆる“ぶりっ子”タイプだ。しかし、ぶりっ子ではなく“新型ぶりっ子”を目指せば、女性から嫌われることなく意中の男性のハートを射止めることができる、と力強く断言するのが本書だ。

 本書の著者はモデル・タレントの下田美咲さん。「モデルの恋愛ハウツー本なんて、信用ならないわよ。どうせ美人だからモテるんでしょ?」と侮ることなかれ。実際、筆者も同じことを考えて話半分で読み始めたのだが、経験則に基づいた説得力のあるハウツーばかりで、頭の中にある「恋愛の常識」がことごとく打ち砕かれる。

 たとえば、ちょっといいな、と思う異性がいても「告白されたら付き合うけれど、自分から誘うほどじゃない。男だったら相手から来てほしいし」と考えている女性は多いはず。しかし、著者によればそれはNG。人は異性に対して「自分からいくほど相手が好き」「自分から行くほどじゃないけれど、来られたらOKの範囲内」「来られても無理」という3つの受け皿を持っており、出会った異性のことを常に仕分けているのだという。そして、割合にすると、「自分からいくほど」はわずか1%、「来られたらOKの範囲内」が84%、「無理」が15%という比率になるのだそうだ。

 つまり、ほとんどの場合、男女ともに「自分から行くほどじゃないけれど、来られたらOK」と思っているということになる。待ちの姿勢を崩しさえすれば、恋愛が途切れることはない、と著者は言う。

 また、飲み会でサラダを取り分けるような気配り屋の女性の方がモテると思いがちだが、「あえてずうずうしいパフォーマンスをせよ」というのが本書の教えだ。例を挙げるなら、食事が運ばれてきた時に、誰も手をつけないままけん制しあっているようなら先陣を切って箸をつける。男性と2人の飲みデートでは、気ままに振る舞い、相手が頼んだケーキのイチゴまで欲しがる。こうすることで、一見ずうずうしく見えても場の空気を変えたり、男性をリラックスさせたりすることができ、好感を抱いてもらいやすくなるのだ。

 何事も計算ずくで、異性の心を的確につかむのが“新型ぶりっ子”の真髄といえる。恋愛成就のお守りやパワースポットよりも頼りになる女の武器、それが本書なのではないだろうか。


出版社:KADOKAWA
書名:新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略
著者名:下田美咲
定価(税込):1,404円
税別価格:1,300円
リンク先:http://amwbooks.asciimw.jp/978-4-04-892449-8/

西日本新聞 読書案内編集部

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