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仕事が100倍楽しくなる、「デキる自分」になる54の小さな習慣

「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。 千田琢哉著
「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。 千田琢哉著
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 あなたの職場にも、毎日定時上がりで帰宅する「デキるヤツ」が一人や二人いるのではなかろうか。「仕事が速いと早く帰れていいなあ」とついつい羨望の視線を送りたくなるが、そもそも「仕事が速いから早く帰れる」のではなく、「早く帰るから仕事が速くなる」。そう断言するのが本書の著者・千田琢哉氏だ。

 著者は経営コンサルティング会社でのべ3300人のエグゼクティブ、それに10000人を超えるビジネスパーソンと対話した経験をもとに、140冊を超える著書を執筆している”超人”。しかし、新卒の頃はとにかく不器用で、何をするにも人の10倍、20倍時間のかかる落ちこぼれだったという。

 そこでエリート達をつぶさに観察したところ、「早く帰る」と決めているから仕事が速かったと気づいたそうだ。エリートをまねて午後に直帰するようにした著者は、午前中に集中力が研ぎ澄まされるようになり、社内報で「成功例」として取り上げられるほどの出世を果たした。

 本書では、この「仕事を速く終わらせるために早く帰る」の他、ままならない自分を生まれ変わらせてくれる54の小さな習慣が紹介されている。そこから2つ、「これは」という習慣をご紹介しよう。

 まず、「普段から『憧れの人』の思考回路をインストールしておく」。著者は本書の中で読書の重要性を何度か強調しているが、そのひとつがこれだ。決断は結果が正解か不正解よりも、スピードこそが最重要。決断が早ければ周りは助けてくれるし、やり直しもきく。しかし、決断が遅ければ周りは助けてくれない上、やり直しもきかない。

 そこで、お気に入りの作家の本を読み込んで思考をトレースするようにしておくと、即断即決できるというのだ。著者もある時には大前研一流、ある時には三島由紀夫流と思考回路を使い分けていたため、決断に困ることはなかったそう。

 2つ目は、「背筋を伸ばさざるを得ないような椅子の高さにする」。著者の見る限り、フロアリーダーを務めるような辣腕ビジネスマンは、もれなく背筋がピンと伸びているという。そこで、椅子の高さを調節して背筋を伸ばすようにしたところ、会社の業績がアップしたのだ。これまた、「仕事ができるから姿勢がいい」のではなく、「姿勢がいいから仕事ができる」と著者は述べている。

 仕事が早くなれば、もっと人生を楽しめるようになるはず。ぜひ一度、本書を手に取ってみてほしい。


出版社:学研
書名:「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。
著者名:千田琢哉
定価(税込):1,404円
リンク先:http://hon.gakken.jp/book/1340659400


西日本新聞 読書案内編集部

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