第50期王位戦 第4局


深浦1勝、かど番しのぐ

3連敗とがけっぷちで迎えた第4局を制し、安堵(あんど)の表情を見せる深浦康市王位(左)。
右は挑戦者の木村一基八段=5日午後5時9分、長崎県佐世保市のホテル万松楼

 深浦康市王位(37)に木村一基八段(36)が挑戦している第50期王位戦7番勝負第4局2日目の5日は午前9時から佐世保市のホテル「万松楼」で指し継がれ、午後5時3分、後手番の深浦が106手で勝って1勝3敗とし、郷里での対局でかど番をしのぎ、反撃への足場を築いた。持ち時間8時間のうち、残り時間は両者とも各50分だった。第5局は20、21日、徳島市の渭水苑で行われる。  2日目は木村の封じ手4五桂(65手目)が控室の棋士たちを驚かせた強手だったが、結果的には疑問だったようで、形勢はわずかに深浦へ。深浦は自陣に打ち込まれた4一飛(71手目)を飛車交換で盤上から消すと、徐々に優勢を拡大。5一飛(93手目)と打ち込んで反撃を図る木村の鋭鋒(えいほう)をかわし、最後は8六香(100手目)から8六飛(102手目)と木村の玉頭に殺到し、7五桂(106手目)で一気に寄せきった。

深浦康市王位の話

 3二飛(64手目)と回り、歩を受けさせてゆっくり指そうと思っていましたが、封じ手(4五桂=65手目)から激しい展開になり、読みなおしました。1九角成(92手目)で駒得になり、指しやすくなりました。

 木村一基八段の話

 封じ手が暴発の手でした。その前、2六角(57手目)と引いた手では、もっときちんと構想を練るべきでした。熱戦と言える内容ではなく、反省しています。封じ手以降は足りない感じです。

=2009/08/06 西日本新聞朝刊=


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