 | 多くの来場者でにぎわう「現代中国の美術展」=16日、福岡市博多区の福岡アジア美術館 |
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福岡市博多区の福岡アジア美術館で16日、「現代中国の美術展」(同美術館、西日本新聞社など主催)が始まった。建国から5年ごとに開催される中国最大の美術展「全国美術展」の第10回展(04年)入選作から中国画、油彩画、水彩画、漆絵など95点を展示、中国芸術の現状を伝える。10月29日まで。
冷軍(ロンジュン)の油彩「モナ・リザ−微笑のデザイン」は、ダビンチの原作と同じポーズの女性を描いた驚異的なリアリズム作品。作者は「彼女が今日のわれわれに潜むある高尚なものを、いくらかでも呼び覚ましてくれることを期待する」という。
趙小海(ジャオシャオハイ)の「幽谷泉声」は、墨を何層にも重ねて描出した中国画。「柔と剛、静と動の対比と調和が造成され、生命の記憶が画面に定着する」と、中国の自然哲学である陰陽論を意識した大作だ。張明川(ジャンミンチュアン)の「流れゆく海と空」はジェット戦闘機が近代都市の上空を飛翔(ひしょう)する様を伝統的な水墨画に描いた。
入場料は一般800円、高大生500円。同美術館=092(263)1100。
=2006/09/17付 西日本新聞朝刊=
2006年09月19日17時02分