学んだエンタメ 九州に根付かせたい 「EXILE THE SECOND」の黒木啓司

博多座で「九楽舞」に取り組む黒木啓司
博多座で「九楽舞」に取り組む黒木啓司
写真を見る

 EXILEから派生したダンス&ボーカルグループ「EXILE THE SECOND」の黒木啓司が、故郷・宮崎で同級生だったDJ SOULJAH(ソルジャー)とタッグを組んだパフォーマンスショー「九楽舞(くらぶ)」を31日から4月2日まで、福岡市博多区の博多座で開く。EXILEに加入して8年になる黒木は「学んだエンターテインメントを九州の地で根付かせたい」と昼夜計5回の公演に向け意気込んでいる。

 31日から博多座で「九楽舞」

 もともとは高校球児で甲子園を目指していた黒木。夢かなわず卒業後にいったんは就職をした。しかし、「自分にはネクタイは似合わない」と以前から興味を持っていたダンスの道を選択する。そして出合ったJ Soul Brothers(EXILEの前身)のダンス。「そのオーラにやばいと思った」

 EXILEに入るという目標を掲げて23歳で上京し、25歳でEXILEの事務所LDHと関わりを持つことができるようになった。その後、主にダンスを担当するパフォーマーとして活動する一方で、ドラマなどにもその舞台を広げてきた。

 今回の「九楽舞」は、黒木が九州を盛り上げ、夢を持つ子供たちを応援したい、と2年前に発案したオリジナルプロジェクト「THE NINE WORLDS」の一環。黒木はこのプロジェクトで九州を盛り上げる対談をLDHの月刊誌上で実施したり、インターネット放送のAbemaTVでさまざまなアーティストとのコラボ番組を作ったりしているが、舞台イベントは今回が初めてとなる。

 日ごろEXILEとしては数万人を収容するドームで公演を行い、「-SECOND」では数千人から1万人程度のアリーナツアーをしているが、今回の博多座は収容人数が1500人程度。それだけ観客とステージが近い。「僕らが育ってきたのは50人、100人とか多くても300人という会場。そういう意味では原点に返ってという部分はある」

 出演するのは自らが所属する「-SECOND」のほか、EXILEのボーカルTAKAHIRO、今年メジャーデビューしたダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」。黒木は「ちょっと和を感じられるような部分と僕らが得意とするエンターテインメントを入れていきたい」と言う。劇場内には九州の飲食を紹介するコーナーを設ける。

 博多座を最初で最後にはせず、九州各地でも今後イベントを続けていく意向だ。「自分が戻ってくるのは地元。地域密着のエンターテインメントをつくっていきたい」。そうほほ笑む白い歯が印象的だ。

=2017/03/16付 西日本新聞夕刊(娯楽面)=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]