鹿児島県 産業遺産
島津斉彬ゆかりの品展示 薩摩の近代化推進 篤姫の養父 鹿児島の尚古集成館 西洋技術導入の足跡紹介

県内の産業遺産・近代化遺産
■曽木発電所(大口市)
名瀑・曽木の滝の豊富な水量に目を付けた野口遵が建設したれんが造りの建物。現存するのは1909年に完成した曽木第2発電所の遺構。野口は「日本化学工業のパイオニア」とも呼ばれ、06年、今の鹿児島県大口市に曽木電気を設立。ここで発電され、近隣でさばききれない余剰電力をもとに、熊本県水俣市に日本窒素肥料株式会社(現・チッソ)を設立した。
■尚古集成館(鹿児島市)
西欧諸国のアジア進出に危機感を募らせた薩摩藩28代藩主・島津斉彬が先端技術を導入するため建設した反射炉、溶鉱炉、造船所などの工場群の総称。1863年の薩英戦争で砲撃を受け、施設はほとんどが焼失したが、65年に再興された。その1つだった蒸気鉄工機械所が、現在の歴史博物館「尚古集成館」となっている。

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