西日本新聞

九州・山口の産業遺産・近代化遺産

軍艦島の盛衰まざまざ 長崎市で企画展

2010年01月08日 14:45
軍艦島の写真や模型が並ぶ企画展の会場
軍艦島の写真や模型が並ぶ企画展の会場
 昨年4月に上陸が解禁された長崎市沖の端島(通称・軍艦島)の営みを、写真や模型など約70点で伝える企画展「軍艦島 住み方の記憶」が、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれている。24日まで。

 今月15日の炭鉱閉山36周年を記念し、同市の特定非営利活動法人(NPO法人)「軍艦島を世界遺産にする会」=坂本道徳理事長(55)=が企画した。

 周囲約1・2キロの小島にピーク時、5千人を超す人々が住んだ軍艦島は「人口密度日本一」ともいわれた。企画展は、高層住宅群の廊下や階段で遊ぶ子どもの姿や、路地に鮮魚店などの露店が並ぶ「端島銀座」の写真や元炭鉱マンが制作した500分の1サイズの島の模型などで、往時の暮らしぶりを紹介している。坂本理事長は「単なる廃虚や観光の見せ物ではなく、生活の息吹があった本物の軍艦島の姿を見てほしい」と話している。同ミュージアム=095(818)4247。

=2010/01/08付 西日本新聞朝刊=
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