
軍艦島の写真や模型が並ぶ企画展の会場
昨年4月に上陸が解禁された長崎市沖の端島(通称・軍艦島)の営みを、写真や模型など約70点で伝える企画展「軍艦島 住み方の記憶」が、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれている。24日まで。
今月15日の炭鉱閉山36周年を記念し、同市の特定非営利活動法人(NPO法人)「軍艦島を世界遺産にする会」=坂本道徳理事長(55)=が企画した。
周囲約1・2キロの小島にピーク時、5千人を超す人々が住んだ軍艦島は「人口密度日本一」ともいわれた。企画展は、高層住宅群の廊下や階段で遊ぶ子どもの姿や、路地に鮮魚店などの露店が並ぶ「端島銀座」の写真や元炭鉱マンが制作した500分の1サイズの島の模型などで、往時の暮らしぶりを紹介している。坂本理事長は「単なる廃虚や観光の見せ物ではなく、生活の息吹があった本物の軍艦島の姿を見てほしい」と話している。同ミュージアム=095(818)4247。
=2010/01/08付 西日本新聞朝刊=