有料駐輪場に止めていた自転車が撤去されてしまった

 まさかこんなことが…。福岡市が管理する有料駐輪場に止めていた自転車を、放置自転車として撤去されてしまった。各レーンに前輪が自動ロックされ、外すのに100円が必要なタイプ。私はきちんと駐輪したのになぜ? 撤去車受け取りの際、そう主張すると、実はそうした被害が増えていると教えてくれた。

 模倣防止のために詳細は省くが、便利で人気の駐輪場が満車の場合、先に止めてある他人の車輪のロックを外し、自分の自転車と入れ替えてしまうのだ。外された自転車はその場に放り出され、回収業者に放置自転車として撤去される。受け取りの手間が面倒だし、2500円の支払いが必要。迷惑な話ではないか。

 放置自転車ゼロを目指す福岡市は、同様の被害を防ぐため、数千万円をかけて各駐輪場の改修を順次進めているという。一部の不心得者のために、市民の血税が投入されなければならないとは…何とも釈然としない。 (吉井剛)

=2017/04/07付 西日本新聞朝刊=

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