50歳を過ぎ、体の不調を感じることが多くなった

 50歳を過ぎ、体の不調を感じることが多くなった。「更年期」という言葉が、いやが応でも浮かんでくる。男女雇用機会均等法が施行されたのは1986年。私が入社したのは数年後。施行から30年以上たち、同世代の女性たちの体調はどうなっているのだろうと気にかかる。

 会社の経営者や役員、職場のリーダー役などを務めている人もいるだろう。仕事に加え親の介護や子育てなど、幾つも役割を掛け持ちしている人もいる。50代にさしかかり、体の不調が出やすい上に、責任やストレスをさまざま抱え込んでいるのではないか。

 更年期と言うと、以前はからかう風潮が強かった。「周囲の心ない言葉に傷ついた」と、取材した女性がかつて涙ながらに話していた。人生で避けては通れないステージなら「明るく前向きに過ごせたら」としみじみ思う。職場の理解促進や相談しやすい態勢づくりなど、課題はあるように思う。 (簑原亜佐美)

=2018/01/25付 西日本新聞朝刊=

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