▼値下げ,生活

九電204円値下げ 5月 過去最大

 全国の電力10社と大手都市ガス4社は30日、5月の料金を4月と比べ、標準的な家庭の月額で約600-200円値下げすると発表した。各社とも原・燃料の調達価格を定期的に料金に反映する現行制度が導入された1996年1月以降、同制度に基づく下落幅としては最大となった。

 原油や液化天然ガス(LNG)といった火力発電や都市ガスの原・燃料の調達価格が低下したため。6月以降も料金の下落基調は続くとみられ、雇用・所得環境の悪化に直面する家庭にとって朗報となりそうだ。

 このうち、九州電力(福岡市)の下げ幅は204円で、10社で最小。西部ガスは292円。

 電力会社で下げ幅が最も大きいのは東京電力の607円。ガス会社では大阪ガス348円。

 5月の料金の算定根拠となる昨年12月-今年2月の調達価格は、原油、LNG、石炭とも、それ以前の3カ月と比べ大幅に下落。下落率は原油約4割、LNG約2割、石炭約1割だった。

 電気・ガス料金は、これまで3カ月に1回調整する仕組みだったが、昨年の原油相場の乱高下を踏まえ、5月からは毎月調整する新制度が始まる。4月は旧制度で調整するため、実質的には4月から毎月、料金が変わることになる。


=2009/03/31付 西日本新聞朝刊=

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