▼値下げ,その他

トヨタ 新型プリウス発売 価格下げ燃費向上 事前受注8万台突破 ホンダ「インサイト」と競争激化

 トヨタ自動車は18日、ハイブリッド車「プリウス」を全面改良した新型を発売した。燃費を従来モデルよりも約7%向上させガソリン1リットル当たり38キロと、量産ガソリン車では世界最高とする一方、最低価格は205万円と約28万円引き下げた。
 
 「エコカー減税」の追い風もあり、事前受注は8万台以上と「かつてない爆発的な勢い」(トヨタ)。すでに旧型プリウスの2008年国内販売台数(約7万3000台)を上回っており、トヨタは新型の増産を急ぐ。
 
 ハイブリッド車では、2月にホンダが発売した「インサイト」(最低価格189万円)が手ごろな価格を武器に絶好調。トヨタも対抗しプリウスを思い切った低価格にした。両社の競争が激化するのは必至で、低迷する自動車市場の起爆剤となる可能性もある。
 
 都内で記者会見した豊田章男副社長は「地球や社会のために車はどうあるべきか。われわれが出した答えが新型プリウスだ」と述べ、環境性能の高さを強調した。
 
 1997年に初代を発売し、累計125万台以上を売り上げたヒット車種の3代目。価格は205万-327万円で、エコカー減税によって1台当たり約16万-22万円の負担が軽減される。
 
 世界約80カ国で発売し、年内に30万-40万台の販売を見込んでいる。堤工場(愛知県豊田市)などで生産するが、注文が殺到しているため、納車まで4カ月程度かかるという。トヨタとしては初めて販売店の系列を超え、トヨタブランドの全店で取り扱う。
 
 また旧型プリウスも装備を絞った上でインサイトの最低価格と同額の189万円にして、トヨタ店とトヨペット店で併売する。主に法人向け需要を見込む。


=2009/05/19付 西日本新聞朝刊=

カテゴリの一覧

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]