▲値上げ,生活

「水道34%値上げを」 検討委が答申まとめ 13年ぶり料金改定へ 長崎県佐世保市

 佐世保市水道局の経営のあり方などを諮問する「市上下水道事業経営検討委員会」(委員長・後藤恵之輔長崎大名誉教授)は24日、「水道料金を34・68%引き上げる料金改定の妥当性を認める」との答申をまとめた。6月中に吉村敬一水道局長に提出する。同局は本年度中に新料金を策定し、来年度から13年ぶりの料金値上げに踏み切る方針。

 同委員会は答申書で、度重なる渇水で市民の節水意識が向上し、水道使用量が減少、減収を招いたと指摘。浄水場など老朽化した施設整備費も増加しており、業務の効率化だけでは経営の改善は見込めず、料金の見直し以外に健全化はないと判断したという。

 答申のままの値上げ幅が適用された場合、1戸当たり(月15トン)の水道料金は現行の2215円から768円増の同2983円に引き上げられる。同委員会は市民生活への影響も配慮するよう求めている。

 水道局によると、少雨のため給水制限が160日間続いた2007年度決算で1億200万円、08年度決算でも景気悪化も重なり2億6500万円の赤字が見込まれている。


=2009/06/25付 西日本新聞朝刊=

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