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新型PS3 1万円値下げへ ゲーム機 はや年末商戦

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は19日、家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」の新型機を9月から日本を含むアジアや欧州、北米で発売すると発表した。ハードディスク容量を現行モデルの80ギガバイトから120ギガバイトに増やした上で薄型化。日本では現行モデルより1万円安い2万9980円(税込み)で9月3日から発売する。

 2万5千円の低価格を武器に先行する任天堂の「Wii(ウィー)」や、廉価版を1万9800円で販売している米マイクロソフトの据え置き型ゲーム機「Xbox360」に対抗。家庭用ゲーム機の年末商戦が早くも始まった。
 新型機は米国では299ドル、欧州では299ユーロで9月1日から発売予定。現行モデルは既に生産を終了しており、SCEは順次、新型機への置き換えを図る。北米や欧州では現行モデルを、それぞれ100ドル、100ユーロ値引きするが、日本やアジア市場では「市場の動向を勘案」(SCE)し、値下げはしない方針。

 新型機は本体の厚みが65ミリと現行モデルより33ミリ薄く、重量も1・2キロ軽い。ハードディスク容量の拡大で、ゲームだけでなく、音楽や画像、動画などをより多くダウンロードして楽しむことが可能になる。

 任天堂はWiiの今年4―6月期の販売台数が前年同期の半分以下だったものの、岩田聡社長は「(ソフトの)ヒット商品が不在だった。挽回(ばんかい)は可能」と強気。その言葉通りに7月以降、Wii向け「モンスターハンター3」の初回の出荷本数が100万に達するなど、出荷好調を追い風にゲーム機の販売増を狙う。

 マイクロソフトは「Xbox360」で、インターネットを通じたゲームソフトの配信を強化している。


=2009/08/20付 西日本新聞朝刊=

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