▲値上げ,生活

佐世保市 水道料金29%値上げへ 来春から 月644円負担増方針

 佐世保市水道局は27日、水道料金を2010年4月から、段階的に月額29・35%まで引き上げる水道条例改正案を9月定例議会に提案すると発表した。提案通りの値上げ幅が適用された場合、12年4月から、標準家庭(月15トン使用)1戸当たり月額644円の負担増となり、県内では平戸市に次いで2番目に高い水道料金となる。
 
 条例改正案によると、標準家庭1戸当たりの月額水道料金(現行2215円)は10年4月から、599円増の2814円に引き上げ、12年4月からはさらに45円増の2859円に値上げする。うち58円分は石木ダム建設事業費に充てられる。
 
 市水道局は値上げの理由について(1)浄水施設や水道管などの老朽化による整備費の増加(2)景気低迷に伴う企業用水の使用量減や市民の節水意識向上による水道使用量減-などで水道会計が大幅に悪化したためと説明。08年度決算は約2億7000万円の赤字で、本年度も同程度の赤字となる見通し。現行のまま推移すれば、11年度に経営破綻(はたん)する見込みという。
 
 市上下水道事業経営検討委員会は今年6月に「34・68%の値上げが妥当」と答申していたが、市水道局は事業先送りや機構改革による業務効率化などで値上げ幅を29・35%に抑えられると説明している。
 
 
=2009/08/28付 西日本新聞朝刊=

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