▼値下げ,交通

長崎―下五島 基本運賃2割下げへ 船新造への県全額補助 九州商船に初適用

 離島航路の運賃引き下げを目的に、船の新造費を県が全額補助する制度を、九州商船(同市)が運航する長崎と下五島を結ぶフェリーの新造に初めて適用し、2011年4月予定の就航に合わせて、同航路の基本運賃が2割ほど引き下げられる見通しとなった。県や事業者などでつくる対策協議会が1日、長崎市で開いた会合で確認した。

 九州商船が長崎-下五島航路で運航する「フェリー福江」(定員630人)は建造から31年が経過し、老朽化が進んでいる。新船建造の補助額は最大で30億円程度になる見通しで、県が9月定例県議会に予算案を追加提案。可決後に建造に着手する。値下げは同航路のフェリーとジェットフォイルが対象で、詳細は未定。

 補助制度は道路特定財源の一般財源化に伴って創設された国の交付金を活用。船齢がかさんだ船の新造費や整備費を県が全額補助し、浮いた経費を運賃引き下げに反映させることで事業者の経営改善や交流人口増加を図る。対象は同航路や博多-壱岐-対馬、佐世保-上五島など6航路で、補助総額は5年間で計250億円になる見通し。


=2009/09/03付 西日本新聞朝刊=

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