▼値下げ,交通

土日祝日復路は「千円フェリー」 26日から雲仙―長洲

 長崎県雲仙市と熊本県長洲町を結ぶ有明フェリー(雲仙市)は4日、高速道路料金の大幅割引の対抗策として26日から11月29日まで、土日祝日にカーフェリーを往復利用した場合、復路の運賃を千円にする割引制度を導入すると発表した。

 同フェリーによると、同様の割引は防予汽船(山口県柳井市)など3事業者が導入したが、九州では初めてという。

 同フェリーは、3月末に地方圏の高速道路が千円で乗り放題となる休日割引制度の導入後、乗用車の利用客が減少。4月から8月までの利用台数は前年同期比で約15%減った。

 熊本県庁で記者会見した高野敏美・営業課長は「本年度の赤字は確実。何もしなければ、お客の足は遠のくばかり。地球温暖化防止への貢献も訴え、利用客を取り戻したい」と述べた。民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ高速道路無料化には「航路が維持できなくなる」と懸念を示した。

 割引の対象は全長6メートル未満の乗用車。土日祝日に往路を利用した場合、通常2700円の復路の運賃が千円となり、大人430円の同乗者運賃も無料になる。同フェリーは長崎、熊本両県の一部事務組合として設立され、両市町を約40分で結ぶ。


=2009/09/05付 西日本新聞朝刊=

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