▲値上げ,生活

佐世保市 新年度からの水道料金改定 値上げ幅圧縮再提案へ 改正案撤回 一般会計で補てん

 佐世保市は9日、市議会で継続審査になっていた水道料金値上げの条例改正案を撤回し、値上げ幅を圧縮した修正案を12月定例議会に再度提案することを明らかにした。現状より月額で29・35%増となる原案への反発が大きいことから、引き上げ分の一部を一般会計予算から補てんして対応、市民の理解を求める。一般会計からの持ち出し幅は今後検討する。

 市水道局は設備の老朽化に伴う経費増など水道事業会計の悪化を受けて、9月議会に13年ぶりの料金値上げ案を提案。激変緩和で新年度から2年間は27・35%、2012年度から29・35%引き上げる計画だった。

 値上げ案は、水道局が原則独立採算の同会計の将来見通しを踏まえて決定したが、市議会は「市民生活に影響が大きく、市全体の問題」と継続審査にし、一般会計からの繰り入れも含めた全庁的な対応を要請。市は各部の部長級など内部で検討を重ねてきた。

 水道局の試算では、1%の引き上げに必要な予算は5000万円。川田洋副市長は「市の財政を考慮しながらどの程度、一般会計から持ち出せるか協議している。市民の理解を得られるよう努めたい」と話した。


=2009/11/10付 西日本新聞朝刊=

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