▲値上げ,その他

たばこ1箱400円台に 増税で110-140円値上げ JT 100銘柄を10月から

 日本たばこ産業(JT)は28日、10月のたばこの大幅増税に伴い、約100銘柄を値上げする価格改定を財務省に申請した。認可されれば10月1日から実施する。大半の銘柄(20本入り)は110―140円値上げされ、1箱300円程度のたばこは軒並み400円を超すことになる。

 JTは「過去に例がない大幅な値上げ」としており、喫煙者には大幅な負担増で、喫煙人口の減少が加速する可能性もありそうだ。JTは、今年10月から1年間の国内たばこの販売数量について前年同期比で25%超減るとみている。

 代表的な銘柄では「マイルドセブン」が1箱300円から410円、「セブンスター」は300円から440円になる。増税による値上げは2006年7月以来、約4年ぶり。前回は10―30円の値上げだった。

 今回の増税は、たばこ1本当たり3・5円で1箱では70円の計算となる。増税分を上回る値上げになることについて、JTは「大幅な販売減が想定される中、品質維持などのコストが必要。(JTの)コスト削減だけでは対応できない」と説明している。

 都内で記者会見した木村宏社長は「顧客には大変な負担をかけるが、今まで以上に満足してもらえる品質とサービスの向上に努める」と話した。

 マイルドセブンやセブンスターといった商品ごとに値上げ額に差があることについては「銘柄ごとにそれぞれ品質やブランド価値の違いがあり、個別に検討させてもらった」(JT幹部)という。


=2010/04/29付 西日本新聞朝刊=

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