▲値上げ,生活

長崎県内でもガソリン高騰 1年半ぶり145円突破

 世界的な景気回復を背景に長崎県内でもガソリン小売価格上昇が止まらない。石油情報センターの調査ではレギュラー1リットルあたり平均価格は145・3円(6日現在)で、1年半ぶりに145円を突破した。離島では実勢価格が160円を超す地域もあり、消費者の間では買い控えの動きも出ている。
 
 同センターの調査では昨年5月上旬の県内のレギュラー1リットル平均は123円だったが、同7月上旬に130円を突破した。原油価格上昇で元売り各社の卸価格引き上げが続き、4月中旬には140円を超えた。
 
 長崎市内のあるガソリンスタンド店長は「価格上昇に伴い2000円分とか20リットルとか限定購入が増えてきた。競争が激しい業界で元売り価格の上昇分をそのまま小売価格に転嫁できず、経営が圧迫されている」と話す。
 
 輸送代などが加算される離島はさらに深刻で、五島市のあるガソリンスタンドは164円で販売している。片道約18キロを自動車通勤しているという会社員女性は「燃費をよくするため、エアコンもつけずスピードも出さないようしている。現在は月2万円ほどかかっているが、これ以上値上げされると限界です」と話している。


=2010/05/13付 西日本新聞朝刊=

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