▲値上げ,交通

ガソリン 福岡県内146円に 全国平均145円超す 中東混乱で原油高騰

 石油情報センターが9日発表したレギュラーガソリンの7日現在の全国平均小売価格は、1リットル当たり前週(2月28日)比6円50銭上昇の145円50銭となり、2008年11月上旬以来、約2年4カ月ぶりに140円を超えた。値上がりは3週連続。
 
 中東・北アフリカの政情不安による原油高騰を背景に、石油元売り各社は卸価格を引き上げている。このため、各地のガソリンスタンドで販売価格へ転嫁する動きが広がった。6円50銭の上昇幅は、暫定税率復活時を除くと、現行調査が始まった1990年以降で、2番目の大きさ。
 
 ガソリンなどエネルギー価格の上昇は、トラックの輸送費や漁船の燃料費にも跳ね返るため、今後は野菜や魚など生鮮食品の値上がりも予想される。家計の負担増は消費に悪影響を及ぼし、踊り場をようやく脱しつつある景気を冷え込ませる恐れがある。
 
 石油情報センターは「中東・北アフリカ情勢の緊張から始まった原油供給の不安は解消しておらず、ガソリン価格はこれからも値上げが続く可能性が高い」と話している。
 
 平均価格は、横ばいだった高知を除く46都道府県で上昇した。特に離島地域の多い長崎と鹿児島は150円台になった。値上がり幅が最も大きかったのは岡山の9円80銭。福岡は5円10銭値上がりし、146円10銭となった。
 
 ハイオクの全国平均小売価格は、6円50銭高の156円30銭、軽油は6円高の125円80銭だった。


=2011/03/10付 西日本新聞朝刊=

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