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博多─久留米 片道1200円 近距離区間 日帰り切符 九州新幹線 10月から

 九州新幹線鹿児島ルートの博多駅近距離区間の利用低迷を受け、JR九州は21日、博多-新鳥栖、久留米、筑後船小屋、新大牟田の各区間に2枚組みの新割引切符「九州新幹線日帰り2枚きっぷ」を設定すると発表した。通常料金(自由席)より約2―3割安い価格設定で、10月1日から来年3月末までの期間限定販売。新幹線の割高感を抑え、利用増につなげる狙いだ。

 新切符は2枚とも同じ日に利用することが条件。料金は、片道換算で博多-新鳥栖1100円▽同-久留米1200円▽同-筑後船小屋1600円▽同-新大牟田2千円に設定。博多-筑後船小屋、新大牟田には既に2枚きっぷがあるが料金を現行より引き下げる。

 新幹線の最短所要時間は、博多-新鳥栖13分、博多-久留米15分など、在来線快速の半分程度。ただ、新幹線は新2枚きっぷを使っても料金が快速より480―750円高い。西鉄電車などとの競合もあり、利用者がどこまで増えるかは未知数。同社の唐池恒二社長は記者会見で「利用増が見込める割引率を設定した。各区間で利用者数を2割は増やしたい」と述べた。

 博多-熊本、新玉名は、買い物券付きの割安切符「ビックリつばめ2枚切符」(5500円)の販売が好調なため、9月末までとしていた販売期間を来年3月末まで延長して利用を促す。

 一方、福岡市内-新水俣、出水、川内の各区間でも10月1日から2枚きっぷを販売。片道換算料金は福岡市内-新水俣6500円▽同-出水6900円▽同-川内8200円で、通常より120―680円安くする。


=2011/09/22付 西日本新聞朝刊=

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