▲値上げ,生活

荒尾市 国保税平均19%超増 12月議会に改正案提案 医療費増が背景に

 荒尾市は4日の市議会全員協議会で、国民健康保険税の税率を2012年度から平均19・4%引き上げる方針を明らかにした。医療費の増大が背景で、1人当たり年間約1万3700円の負担増となる。12月定例議会に条例改正案を提案する。

 国保税は自営業者や農業者などが対象で約1万5400人が該当する。

 市によると、荒尾は1人当たりの年間医療費が約40万円と県内14市で2番目に高い一方、国保税額は約7万1千円で4番目に低い。このため、市の国保税特別会計は05年度以降、単年度赤字が続き、一般会計と基金から繰り入れてきた。

 しかし、基金は本年度限りで底をつき、12年度には約3億8300万円の赤字が見込まれるため引き上げに踏み切った。

 引き上げ後の税額は県内14市のうち7番目。増税しても12年度は1億9300万円の赤字になる見通し。

 全員協議会では、荒尾競馬関係者への見舞金について、現時点では馬券の予想業者(5人)と場内の食堂経営者(15人)は対象外であることも報告された。

=2011/11/05付 西日本新聞朝刊=

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