▲値上げ,その他

ごみ処理委託料値上げ 大牟田RDF事業、3度目 来年度から

 福岡県は12日、県などが出資した第三セクター・大牟田リサイクル発電(大牟田市)が、発電所で燃やすごみ固形化燃料(RDF)の処理委託料を2012年度から値上げすると明らかにした。1トン当たり9500円を1万2200円にする。値上げは02年度の稼働から3度目で、処理を委託する市町村や住民の負担が増える可能性がある。

 福岡県によると、処理を委託するのは福岡、熊本両県の22市町村。現在の委託料は年間処理量を8万5千―8万7千トンと想定して決めたが、実際は8万1千トン程度にとどまる。今後もごみの減量が見込まれるため、経営の安定には値上げが必要と判断した。

 今月下旬、関係首長が集まる発電所の運営協議会で決定する見通し。新たな委託料は稼働時(1トン当たり5千円)の2倍以上になる。小川洋知事は12日の県議会本会議で「努力を重ねたが、やむを得ず値上げをお願いすることになった」と述べた。

 大牟田リサイクル発電は、10年度決算で二期連続の黒字を計上。09年度からボイラー用配管の材質変更などに取り組み、発電事業を終える17年度までに約10億円の経費節減を目指す。


=2011/12/13付 西日本新聞朝刊=

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