▼値下げ,その他

国民年金保険料 月40円下げ決定 厚労省、4月から

 厚生労働省は13日、2012年度の国民年金の保険料(月額)を11年度の1万5020円から40円引き下げ、1万4980円とする方針を決めた。4月から実施する。保険料引き下げは1961年度の国民年金制度開始以来、11年度に続き2度目。長引くデフレを反映した。

 国民年金には自営業者や無職の人など約1900万人が加入。保険料は04年の年金制度改革で毎年280円ずつ引き上げ、17年度以降は1万6900円に据え置く。ただ、これらの金額は04年時点の物価に応じたもので、実際の保険料額は物価や賃金の変動を加味して調整する仕組み。

 10年の全国消費者物価指数(生鮮食品を含む)は前年比0・7%下落、07-09年度平均の実質賃金も1・3%下落しており、これらを反映して12年度の保険料額は40円引き下げと決まった。

 また12年度の年金支給額は、昨年の物価下落に連動して4月分から約0・3%引き下げ、さらに10月分からは、本来より2・5%高い「特例水準」を解消するため0・9%減額する方針が既に決定。国民年金を満額の月約6万5700円受給している人は月約800円減額される。

=2012/01/14付 西日本新聞朝刊=

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