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高所得高齢者 後期医療 保険料上げ 4月以降 厚労省方針 年上限額55万円に

 厚生労働省は16日、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度で、保険料の年間上限額を現在の50万円から4月以降、55万円に引き上げる方針を固めた。保険料の上限額は政令で規定。厚労省は近く政令を改正する。

 高齢化の進行で医療費が膨らんでおり、現役世代からの支援金や高齢者自身の保険料の引き上げが避けられないため、上限額を納めている高所得者に負担増を求める。

 後期医療制度は、患者の自己負担を除く医療費について、5割を公費(税)、4割を現役からの支援金、1割を高齢者の保険料で賄う仕組み。都道府県単位の広域連合が運営しており、保険料はそれぞれの地域の医療費総額に応じて決まる。2年に1度改定される。

 2012年度は、08年度の制度開始から2度目の改定時期に当たる。具体的な保険料は各広域連合が3月末までに独自に決められるため、地域によっては上限額が据え置きとなる可能性もある。

 後期医療制度の加入者は約1400万人。現在上限額の50万円を負担している高所得者は約20万人だという。

=2012/01/17付 西日本新聞朝刊=

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