▲値上げ,生活

九電値上げ 30日表明 家庭向け 10%程度

 九州電力が30日に電気料金の値上げ方針を表明する見通しになったことが25日、分かった。2012年9月中間連結決算の発表に合わせ、瓜生道明社長が電力の安定供給に向けて財務を改善するために値上げが不可避との考えを示し、理解を求めるとみられる。

 九電は全原発停止に伴う火力発電燃料の負担増で経営が悪化し、13年3月期連結決算の最終赤字が4千億円規模に膨らむ見通し。値上げ幅は家庭向けで10%程度で調整しており、11月末にも政府に申請。企業向けの大口も合わせて来年4月の値上げを目指している。

 瓜生社長はこれまで、値上げについて「最後の手段」と慎重な姿勢を示していた。しかし、原発の再稼働が見通せず、13年度にも債務超過に転落する恐れが出てきたため、値上げが避けられないと判断した。


=2012/10/26付 西日本新聞朝刊=

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