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住宅ローン金利下げ 大手銀行 過去最低

 大手銀行が12月に適用する住宅ローン金利が30日、出そろった。固定10年型の最優遇金利では、三菱東京UFJ銀行など3メガバンクとりそな銀行が1・30%に、三井住友信託銀行は1・15%に、いずれも11月の水準から0・05ポイント引き下げる。最近の長期金利の低下を反映して、固定10年型住宅ローンの金利水準は、各行とも過去最低となる。

 金利引き下げ競争は激しさを増しており、住宅ローンをきっかけに個人顧客との取引拡大を目指す各行は、関連の付帯サービス強化に乗り出している。2014年4月からの消費税率引き上げが検討される中、各行は住宅の「駆け込み需要を取り込みたい」(大手行)考えだ。

 三菱東京UFJは、がんなどの七大疾病で1年間働けない状態が続いた場合に借入残高がゼロになるローンを提供。三井住友銀行は、がんと診断されると残高がゼロになる商品を扱う。みずほ銀行では、がんなどの八大疾病や交通事故などで働けなくなった場合、最長1年間住宅ローン返済を補償するサービスを提供している。いずれも保険料や金利上乗せなどの負担が利用者に生じる。

 一方、りそなは、病気などを理由に住宅ローンの借り入れ条件となる団体信用生命保険に加入できない顧客も、金利を上乗せすれば利用できる商品を扱う。三井住友信託は口座残高が一定額を超えた場合に自動的に繰り上げ返済に充てられるサービスを提供する。


=2012/12/01付 西日本新聞朝刊=

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