▲値上げ

iPad 円安で値上げ 最大1万6000円

 米アップルは31日、日本で販売するタブレット型多機能端末「iPad(アイパッド)」や携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を値上げした。円安の影響で輸入価格が上昇したためで、同日朝から直営店や通販サイトの価格表示を引き上げた。

 アイパッドは携帯用の通信回線を搭載した容量128ギガバイトのモデルを従来の7万7800円から9万3800円に引き上げるなど、最大で1万6000円値上げ。画面が小さめの「iPad mini(アイパッドミニ)」は最大で1万1000円、アイポッドも同6000円の値上げとなった。

 ただ家電量販店の店頭では31日は価格を据え置くケースが目立った。「突然の値上げで、31日の朝になって知ったような状況だった。開店までに対応が間に合わなかった」(関係者)という。

 エディオンは31日の営業時間中に準備ができた店舗から順次、新たな価格に切り替えた。一方、ヤマダ電機とケーズホールディングスは前日と同じ価格のまま。2社とも「現時点で対応は未定」としているが、早ければ6月1日に値上げする可能性がある。

 ビックカメラは「既に在庫として確保しているものは従来の価格を維持する」と説明。新規の仕入れ分から値上げする見通しだ。

 スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の価格に変更はない。

 国内のタブレット市場をリードしてきたアップルが大幅な値上げに踏み切ったことで、競合各社の価格戦略や、シェア争いに影響が出る可能性がある。

=2013/06/01付 西日本新聞朝刊=

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