▲値上げ,食料品

九州も生乳値上げ 酪農団体と大手が合意 10月分から1リットル5円

 九州の酪農家団体・九州生乳販売農業協同組合連合会(福岡市)と明治、森永乳業、雪印メグミルクの大手乳業3社が、飲用向けの生乳の買い入れ価格を10月出荷分から1キロ(約1リットル)当たり5円引き上げることで合意したことが16日、分かった。関東地区の酪農家団体と各社が2日に買い入れ価格の引き上げを決めた後、九州でも同じ内容で合意した。大手各社は牛乳の小売価格も10月に値上げする見通し。

 九州生乳販連は、九州7県の生乳生産者団体でつくる団体で、生乳価格を各乳業メーカーと交渉し決めている。生乳価格の値上げは2009年3月以来、約4年半ぶり。大手との合意を受け、九州の乳業メーカーとも値上げ交渉を進める方針。

 値上げは輸入飼料の高騰が要因。九州生乳販連によると、米国での干ばつや新興国などからの需要増で12年夏から輸入飼料が高騰。円安が追い打ちをかけ、トウモロコシや大豆かすなど輸入穀物が中心の配合飼料は、13年7~9月期で1トン当たり約6万8千円と高値を更新し、酪農家の負担が重くなっているという。

=2013/07/17付 西日本新聞朝刊=

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