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最低賃金 福岡県内11円上げ 時給712円 3年ぶり2桁

 福岡労働局は21日、本年度の最低賃金(時給)を現在より11円高い712円に引き上げると発表した。2桁の大幅引き上げは3年ぶり。国の審議会が引き上げ「目安」として示していた10円を上回った。10月18日から約1年間適用される予定。

 引き上げ額を議論してきた福岡地方最低賃金審議会(会長=阿部和光・久留米大教授)は21日、改定案を酒光一章局長に答申。九州7県では最初の答申となった。

 最低賃金は、県内で働く約200万人の全労働者に適用される。現在、このうち約7%が時給712円に達していないと推計されており、これらの人たちが賃上げの直接的な対象となる。

 ここ数年の引き上げ額は、10年度が12円だったものの11年度は3円、12年度は6円と低額が続いた。景気回復に向け、賃上げを促したい安倍政権の意向も踏まえ、2桁の目安額が今月6日に示されていた。

=2013/08/21付 西日本新聞夕刊=

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