▼値下げ,食料品

「日清ラ王」 4月値下げ 消費増税後 節約志向に対応

 消費税増税後の需要の落ち込みを防ぐため、食品メーカーや流通大手が対策を強化している。即席麺最大手の日清食品は30日、カップ麺「日清ラ王」シリーズの4商品をリニューアルし、希望小売価格を現在の237円(税別)から198円(同)に約16%値下げすると発表した。発売は増税後の4月7日。記者会見した三浦善功社長は「(増税後に)節約志向が高まるので、おいしさをそのままに大幅に値下げする」と狙いを説明した。

 食品メーカー各社は、30日にたばこの値上げを発表した日本たばこ産業(JT)のように増税分を価格に上乗せするケースが多いが、日清は逆の価格対応で消費者にアピールする。

 日清が4月に発売するラ王は、麺の量やチャーシューの品質を維持する一方、容器の高さを5ミリ低くし、原材料費も減らすなどして値下げを実現したという。

 会見に同席した日清食品ホールディングスの安藤宏基社長は、3月に駆け込み需要があると予想し「4月以降も新製品を投入するので落ち込みはない」と強気の見方を示した。

=2014/01/31付 西日本新聞朝刊=

カテゴリの一覧

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]