▲値上げ,その他,生活

消費税4月増税 公共料金 値上げの春 水道5月検針から 施設料変えぬ市も 熊本県

 4月から消費税率が8%に上がる。各自治体の上下水道料金なども軒並み値上げとなり、生活への影響は避けられそうにない。県と県内14市の公共料金などを調べた。

 ●上下水道

 上下水道料金は全市が値上げする。ほとんどの市が5月検針分から消費税8%を適用する予定。熊本市は市域を東西に分け、それぞれ偶数月と奇数月に2カ月分の使用量を検針しているため、全域で8%を適用するのは5月使用分からになるという。

 荒尾市は旧三井三池炭鉱の水道事業「三池炭鉱専用水道」から給水を受けていた約1700世帯(市全世帯の7・6%)が4月から市営の上水道に一元化される。月20トン使用した場合の料金はこれまで216円だったのが、2700円と約13倍になる見通し。

 ●公共施設

 公共施設の利用料は各市の判断が分かれた。

 宇土市は高齢者に配慮し、市健康福祉館「あじさいの湯」や長浜福祉館といった福祉施設の利用料を据え置く。公民館や市営駐車場の料金も値上げしない。熊本市、天草市、水俣市、山鹿市、菊池市なども公共施設の利用料値上げを見送る方針だ。

 人吉市は小学校運動場の夜間照明施設使用料を1時間当たり1470円から1510円に、人吉スポーツパレス利用料を一般310円から320円にする。公民館の調理室使用料なども3%分値上げする。

 県の主な施設は、県立美術館の本館常設展示観覧料が10円値上げの270円、藤崎台県営野球場の利用料(1時間)が140円値上げの4970円、県立総合体育館の大体育室テニス1面の利用料(同)が30円値上げの1010円となる。

 ●ごみ袋など

 ごみ袋を値上げする市もある。荒尾市は指定ごみ袋(45リットル、10枚入り)を450円から463円にするが、現行価格が表示された在庫は4月以降もその価格のまま販売する。水俣市と宇城市は増税分の価格転嫁の判断を個別の製造業者や小売店に委ねる。熊本市や人吉市、玉名市、天草市など8市はごみ袋の価格を据え置く。

 熊本市、天草市、水俣市などの市立病院は診断書などの発行手数料や入院時の特別室使用料を値上げ。熊本市は県内民間バス5社の動きに合わせて市営バスの運賃を上げ、初乗りは現行より20円高い150円となる。

=2014/03/28付 西日本新聞朝刊=

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