▲値上げ,生活

公共料金 対応さまざま 消費税増税 筑豊5市まとめ 水道料そろって値上げ 給食・ごみ袋は一部据え置き

 公共料金を値上げするか、しないか-。4月1日からの消費税増税で、筑豊5市は水道料金に増税分を上乗せし、値上げに踏み切る。一方で学校給食費や指定ごみ袋については「市民の負担を増やすわけにはいかない」と据え置く自治体も。生活への影響が大きい公共料金について5市の対応をまとめた。

 5市とも上水道の基本料金は税込みで表示しており、値上げ幅は3%の上乗せ分。例えば1カ月8立方メートルまでの基本料金を910円としている田川市は20円増(10円未満は切り捨て)となる。ただ、値上げの時期は「4月使用分から」(直方市)、「5月の検針分までは現行料金」(飯塚市)、「新規の利用開始者を除き8月請求分から」(田川市)とさまざまだ。

 小中学校の給食費は飯塚、田川、宮若市が月額100~180円の値上げに踏み切る一方、直方、嘉麻市は据え置く方針。嘉麻市の担当者は「転嫁しない分、価格は下がることになるが、調理方法やメニューを変えれば栄養価を下げずに給食を提供できると考えた」と話す。とはいえ、消費税率10%への引き上げが予定される来年10月以降については「値上げは避けたいが、検討することになると思う」。

 指定ごみ袋も市ごとで対応が異なる。値上げしないのは田川、宮若市。田川市の担当者は「値上げ見合わせによって市の台所事情は厳しくなるかもしれないが、市民生活に身近なものなので"頑張れるところまで頑張ろう"という意見でまとまった」と話す。

 このほか飯塚市のコスモスコモンで大ホールを午前9時~午後5時まで借りた場合の料金が1510円増となるなど、公共施設の利用料金は値上がりするケースがある。一方、住民票の発行手数料など役所での手続きにかかる料金は、もともと消費税の課税対象外で、値上げはされない。

=2014/03/30付 西日本新聞朝刊=

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