▲値上げ,酒類

「極ゼロ」発泡酒で再発売 サッポロ、20~25円値上げ

 サッポロビールは15日、第三のビールとして販売してきた「サッポロ 極ZERO(ゴクゼロ)」を発泡酒に切り替え再発売した。極ZEROは国税当局から製法についての問い合わせ受け5月末いったん生産を終了。今回、酒税額が高い発泡酒に区分を変えた。実勢価格は350ミリリットルで20円高い165円、500ミリリットルで25円高い225円。

 極ZEROはプリン体と糖質をゼロにした商品。再発売に当たり一部製法を変えたが、商品特性や味わいは維持した。この日、東京都内であったイベントで尾賀真城社長は「消費者が価格ばかりを気にする傾向は薄れている。(価格が上がった)発泡酒でも存在感を示すことができる」と自信をにじませた。

 同社によると、販売店からの受注は好調で6月下旬、生産を再開。以前は九州日田工場(大分県日田市)など2工場だったが、千葉工場(千葉県船橋市)も加え3工場に拡大した。

 極ZEROは2013年6月の発売。既に出荷した分も発泡酒の税額を適用し116億円を追加納税するため、14年12月期の決算に特別損失として計上する予定。

=2014/07/16付 西日本新聞朝刊=

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