▲値上げ,交通

止まらない 12週連続アップ ガソリン高 19都府県170円超 鹿児島1位176.9円 九州6県大台 イラク混乱の重荷 今も

 経済産業省資源エネルギー庁が16日発表した14日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前回調査(7日)と比べ20銭高い169円90銭だった。値上がりは12週連続。都道府県別では、19都府県で170円を超え、九州では、宮崎を除いた6県が170円超となった。

 値上がり幅は前回調査の1円30銭から縮小したが、5年10カ月ぶりの高値水準が続いた。車を使う機会が増える夏の行楽期に入り、家庭は重い負担を強いられそうだ。

 調査した石油情報センターによると、イラク情勢の混乱による供給不安が後退して原油価格が下落し、石油元売りの卸価格は値下がりか据え置きとなった。しかし、それ以前の卸価格の上昇分を小売価格に上乗せできなかった販売店が値上げに踏み切った。

 同センターは先行きについて「小幅に下がる可能性はあるが、高値水準は続く」と予想する。産油国の情勢が悪化すれば、値上がりが続く恐れもある。

 都道府県別では、最も高いのは鹿児島が176円90銭(前回比50銭高)で、長崎が175円ちょうど(同30銭高)となった。

 値上がりしたのは29府県で、上昇幅が最大だったのは高知の3円50銭。石川の1円50銭、山形の80銭と続いた。横ばいは群馬、愛媛など8道府県。値下がりは愛知、奈良など10都県だった。

 前回調査で170円を超えたのは18都府県だった。

 14日時点のハイオクの全国平均小売価格は180円70銭、軽油は147円60銭と、それぞれ20銭ずつ上昇した。

 その他の九州各県のレギュラーガソリンの平均価格は、福岡170円60銭(同30銭高)▽佐賀173円60銭(同50銭高)▽熊本171円(同30銭高)▽大分173円30銭(同30銭高)▽宮崎169円80銭(同10銭高)。

=2014/07/18付 西日本新聞朝刊=

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