▼値下げ,生活

西部ガス 1月値下げ 3年ぶり一般家庭1.44%

 西部ガスは17日、一般家庭を含む小口ガス料金を来年1月1日から平均1・44%引き下げる料金改定を経済産業省に届け出たと発表した。新たな液化天然ガス(LNG)基地「ひびきLNG基地」(北九州市)が11月に稼働したのに伴う経費削減を織り込んだ。本格的な値下げは2011年10月以来、約3年ぶり。

 標準家庭(月23立方メートル使用)の値下げ率は1・06%で、料金月額は現行比68円減の6348円となる。ただ、LNGなどの輸入価格に料金を連動させる原料費調整制度に基づき、1月の標準家庭の料金は6372円になる。

 新基地稼働による原料調達費削減や経営効率化などを今回の値下げの原資とするが、同基地の減価償却費用がかさむため改定率は小幅にとどまった。自由化されている大口料金(年10万立方メートル以上使用)も、値下げの方向で契約更新を進める。

 エネルギー業界では電力小売りの全面自由化が16年に実施され、ガス小売りも17年をめどに全面自由化される見通し。従来の業態や供給地域を越えた競争激化が見込まれるが、西部ガスの料金は他の同業大手よりなお高い水準。同社は「聖域なき効率化などでさらなる値下げを目指す」としている。

=2014/12/18付 西日本新聞朝刊=

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