▲値上げ,食料品

コメ卸価格アップ 15年産米、5%前後 全農方針

 全国農業協同組合連合会(JA全農)が、2015年産のコメを卸会社に販売する際の価格を、3年ぶりに引き上げる方針であることが16日、分かった。14年産の秋段階と比べ5%前後高く設定。14年産米の価格下落を受け、引き上げを求める農家の声に応える。

 今回、JA全農が卸各社に提示したのは収穫前契約の価格。各地の農協は、コメが実際に収穫される秋口に農家に支払う「概算金」の水準を決める際、この価格を参考にする。

 15年産米の最初の目安となる卸会社への価格が高く設定されたことで、秋の概算金が上がる可能性が出てきた。消費者の購入価格は高くなる恐れがある。

 関係者によると、代表的な銘柄である新潟県産コシヒカリの価格は60キロで1万5800円(税抜き)。14年産の秋段階での基準価格(1万5千円)と比べると5・3%高い。関東産コシヒカリも4%高く設定された。

 15年産米の最終的な価格は、各地のコメの出来具合や卸各社との協議などを経て決まる。

=2015/06/17付 西日本新聞朝刊=

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