▲値上げ,交通

佐世保 市バス来年4月値上げ 初乗り170円に 公民館は有料化へ

 佐世保市は20日、市営バスの運賃を来年4月1日から平均10・78%値上げすると発表した。関連する条例改正案など69議案を27日開会の定例市議会に提案する。条例改正案が可決され国土交通省から認可されれば、現在150円の初乗り運賃は20円高い170円になる。消費税増税転嫁以外の値上げは1997年以来、19年ぶり。

 市交通局によると路線バス利用者は65年度の4219万人をピークに、2014年度は954万人にまで減少。15年度の経常損益は約7100万円の赤字に転落する見通しという。市交通局は値上げについて「持続可能な公共交通を維持するため」としている。

 その他は、行財政改革の一環として現在は原則無料の各地区公民館の使用料を有料化するなど、公共施設の利用料見直しの議案や、5734万円を追加する一般会計補正予算案など。補正予算案には、広田小の教室不足を解消するため、近隣の広田中に校舎の一部を建設するための設計費1200万円などを計上する。

 定例市議会の会期は12月18日までの22日間。一般質問は12月3、4、7、8日。

 ●西肥バスも値上げ検討

 西肥自動車(佐世保市)の担当者は20日、佐世保市営バスと一部路線が競合する西肥バスについて「初乗り運賃などの値上げを検討中。改定をするなら(市営バスが値上げ予定の)来年4月が望ましい」と話した。

=2015/11/21付 西日本新聞朝刊=

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