▲値上げ,その他

福岡市動植物園 6月値上げ 大人600円、高校生300円に 「列車」など新企画も

 福岡市動植物園(中央区)の収支改善を図るため、同市は6月、入園料を改定し、大人400円、高校生200円からそれぞれ600円、300円に値上げする方針を固めた。値上げは1988年以来28年ぶり。一方、新たな魅力づくりの一環として2016~18年度に動物園入り口付近にレストランや売店、地下駐車場などを整備。14年まであった豆汽車に似たガーデントレインを走らせる。

 18日開会の市議会2月定例会に入園料の条例改正案と、初年度分の整備費(約2億9400万円)を盛り込んだ新年度当初予算案を提案する。

 同園は人件費や光熱水費などの経費が、入園料や駐車場代などの収入を大きく上回る。14年度は前年度に比べ3万6千人多い99万人が訪れたものの、経費9億1千万円に対し、収入は2億1千万円にとどまった。園によると現在の入園料は、入園者数が同程度の公立動植物園の中では最も低いという。中学生以下は無料に据え置く。

 動物園正門入り口の改修工事は今年秋に着手。西門近くの園内にある動物科学館を移転し、骨格標本や剥製を飾るほか、チーターとの競走体験コーナーの設置を検討。レストランと売店は園外に設け、入園しなくても利用できるようにする。入り口の地下に約100台分の駐車場を整備する。

 ガーデントレインは昨年試行したところ、子どもたちに人気だったため、3月中旬から植物園の芝生広場周辺を走らせる(有料)。アクセス改善策として、ゴールデンウイークだけだった舞鶴公園と植物園をつなぐ無料シャトルバスの運行を3~5月、9~11月の繁忙期の土日祝日に拡充する計画だ。

=2016/02/17付 西日本新聞朝刊=

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