筑後川の公園整備、21年度完了 久留米市と国、宮ノ陣に新グラウンド [福岡県]

久留米市と国が、宮ノ陣地区に整備する河川公園のイメージ図
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 久留米市と国土交通省筑後川河川事務所(同市)が、筑後川右岸の宮ノ陣地区の河川敷約7万4千平方メートルについて、多目的グラウンドや駐車場などを備えた河川公園「リバーサイドパーク」として整備を進めている。2021年度に完成予定。市はこれまで市内13カ所に河川公園を設置しており、今回の整備で一連の事業を完了する。

 新公園を設置するのは、宮ノ陣橋から筑後川大橋までの1350メートル。河川事務所は昨年11月から堤防や進入路の工事を始めており、18年度までに担当分の整備を終える予定。昨年度2640万円、本年度2810万円の予算を計上している。

 市は河川事務所の工事が終了後、芝生の植栽などを進め、サッカーやグラウンドゴルフができる多目的グラウンドや遊具広場、約60台を収容できる駐車場などを設置する。市の事業費は約2億3千万円。

 公園事業は1953年の筑後川大水害を受け、引き堤などで広くなった河川敷の有効活用を目指した。71年に決定した都市計画に基づき、83年から整備に着手。東櫛原地区を皮切りに現在まで13カ所で野球場やサッカー場、多目的広場などを整備してきた。

 宮ノ陣の「リバーサイドパーク」も含めた市の総事業費は約34億円に上る。市公園土木管理事務所によると、16年度の河川公園13カ所の年間利用者数は21万3224人。楢原利則市長は「野球やテニス、陸上の大会や、日頃のランニングなど多方面に活用してもらっている」との認識を示した上で、「今後も市民がより多く参加できるようなイベントを考えていきたい」と話している。

■久留米市内の河川公園

 (1)新宝満川地区(野球場、テニスコート)(2)東櫛原地区(ソフトボール場、グラウンドゴルフ場)(3)小森野地区(4)宮ノ陣地区(5)東合川地区(6)百年公園北地区(7)篠山地区(8)京町地区(9)大堰上流広場(10)大堰下流広場(11)天建寺緑地(12)長門石ゴルフ場(ゴルフ)(13)城島ゴルフ場(ゴルフ) (特に記載のない地区は多目的広場)

=2017/05/18付 西日本新聞朝刊=

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