ママチャリで1000キロの旅 八女高の横溝さん「出会い楽しみ」 [福岡県]

ママチャリに乗って神奈川県藤沢市への旅を計画している横溝敬さん
ママチャリに乗って神奈川県藤沢市への旅を計画している横溝敬さん
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 夏休みの冒険だ! 県立八女高2年の横溝敬さん(16)=筑後市溝口=が11日、通学用の自転車ママチャリに乗って、自宅から約千キロ離れた神奈川県藤沢市へ向けて出発する。これまでも100キロを超えるサイクリングを経験しているが、6日もかけての長距離の一人旅は初めて。「同世代を含め、多くの人と出会いたい」と心待ちにしている。

 横溝さんは中学まで野球をしていたが、高校では入部を断念。何か打ち込めるものはないかと探していたとき、友人との会話でママチャリでの長距離サイクリングを思い付いた。

 昨年12月、熊本地震の被災地を訪ね、熊本県益城町まで139キロを往復(走行時間・11時間42分)、現地の子どもたちと交流してきた。今年3月には原爆について学ぼうと、1泊2日で長崎市の平和公園まで258キロを往復(同・約20時間半)、被爆遺構を見学してきた。

 今回は、藤沢市で教員をしている姉(24)の元を訪ねる。11日に自宅を出発し、別府港(大分県別府市)まで自転車で走行。船で愛媛県八幡浜市に渡り、高松市まで再び自転車で向かう。同市から神戸へ船で渡った後は再び自転車の旅。愛知県豊田市で親戚と会い、16日に藤沢市に到着予定だ。

 「普通の高校生でもやればできることを証明したい。同世代の人に、いろんなことに挑戦する気持ちを一緒に持ってもらえれば」と横溝さん。父和史さん(51)は「普段できないことを経験し、一回り大きくなって帰ってきてほしい」とエールを送る。

=2017/08/10付 西日本新聞朝刊=

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