田中吉政題材の新刊 著者の宇野さんら寄贈 柳川、みやま、大川3市教委に [福岡県]

武将田中吉政を題材にした書籍を寄贈した宇野秀史さん(左)と半田隆夫さん
武将田中吉政を題材にした書籍を寄贈した宇野秀史さん(左)と半田隆夫さん
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 初代の「筑後国主」として筑後一円の社会基盤整備に尽力した武将、田中吉政(1548~1609)を題材にした書籍「田中吉政 天下人を支えた田中一族」が刊行された。著者の宇野秀史さんや監修の半田隆夫さんが柳川市、みやま市、大川市の教育委員会を訪れ、それぞれ60冊を寄贈した。漫画も取り入れた読みやすい構成で、各市教委は小中学校や図書館に置く。

 吉政は1600年の関ケ原の戦いで石田三成を捕らえた功績などにより翌年、32万5千石で柳川城に入り筑後一帯を治めた。わずかな期間で、現在の大川からみやまにまたがる防波堤「慶長本土居」や柳川の掘割、県道23号の礎となる久留米柳川往還道、花宗川の整備などを行い「土木の神様」とも称される。

 子どもたちにも興味を持ってもらうため、212ページのうち約80ページが漫画。22日、柳川市役所三橋庁舎で日高良教育長に手渡した宇野さんは「縁の深い偉人の功績を知り、郷土愛や地元への誇りを高めてもらえたらうれしい」と話した。

 初版は3千部、1080円。主要書店で購入できる。

=2018/01/24付 西日本新聞朝刊=

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