サラダ菜ブランド化推進 久留米市消費拡大へ料理コンテスト 巻きずしなど自慢の品並ぶ [福岡県]

1位に輝いた「サラダ菜ペペロンチーノ」を手にする北島さん
1位に輝いた「サラダ菜ペペロンチーノ」を手にする北島さん
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久留米市がブランド化を進めるサラダ菜
久留米市がブランド化を進めるサラダ菜
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 県内トップの農業産出額を誇る久留米市は、本年度から市の主力農産品であるサラダ菜の知名度向上と消費拡大を目指し、ブランド化事業を進めている。27日は事業の一環で、サラダ菜を使ったオリジナル料理を競う「アイデアレシピコンテスト」がえーるピア久留米(同市諏訪野町)で開かれ、サラダ菜をのりに見立てた巻きずしや、生春巻きなど自慢の品が並んだ。

 サラダ菜はレタスの一種で、ビタミンCや鉄分などが豊富に含まれており、苦みが少ないのが特徴だ。生食のほか、スープや炒め物にも適している。

 県のサラダ菜出荷量は2015、16年と2年連続で全国1位。県によると15年の市のサラダ菜出荷量は県全体の8割以上を占める1081トン。販売額は約6億円と県内最大の生産地だ。17年2月にはJAくるめサラダ菜部会が、農産物の国際的な食品安全規格「グローバルGAP」の認証を取得し、販路拡大につなげようとしている。

 農産品のブランド化は、リーフレタスに次ぐ2例目。昨年11月には、楢原利則市長が大阪市中央卸売市場でトップセールスしたほか、同月の「ふるさとくるめ農業まつり」(久留米市)で試食会を開いている。

 コンテストは、久留米商工会議所が主催し4回目。この日は、151作品の中から書類審査を通過した高校生や料理人、主婦ら16~56歳の男女11人が実技審査に挑戦した。料理研究家の山際千津枝さんら審査員10人が創作性や味、見た目などの基準で審査した。

 1位に輝いたのは、ニンニクとベーコンを炒めたオリーブオイルを生のサラダ菜にかける「サラダ菜ペペロンチーノ」を考案したホテルニュープラザ久留米(久留米市)の調理師、北島隆博さん(42)。「サラダ菜の歯ごたえを生かすためシンプルに仕上げたことが評価されてうれしい」と喜びを語った。

=2018/01/28付 西日本新聞朝刊=

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