大河ドラマ“落選”も「長期戦は覚悟の上」 立花宗茂で誘致の柳川市関係者、21年以降に期待 [福岡県]

 NHKが2020年の大河ドラマで戦国武将の明智光秀を主人公にすることを発表した19日、柳川藩初代藩主立花宗茂と妻のぎん千代を主人公に20年の大河ドラマの誘致を目指してきた柳川市の関係者は「落選」を残念がる一方で「長期戦は覚悟」と21年以降の放映に期待する声も上がった。

 20年は宗茂が藩主に返り咲いてから400年の節目。官民でつくる招致柳川委員会が昨年8月に発足し、シンポジウムで機運を高めてきたほか、NHKにも直接要望してきた。「短い期間にもかかわらず市民の盛り上がりは予想以上だった」と金子健次市長。「残念だが、招致の手応えは大いにあり、活動を継続し発展させる」と力を込めた。

 市観光協会の風間英人事務局長は「観光客の受け入れのための準備期間と考えている」と前向きに受け止める。福岡市などをキャンペーンで訪れた際「期待しています」と声を掛けられることが多かったといい「2人の知名度は確実に上がった」と話した。

 委員会会長で柳川商工会議所の荻島清会頭は「1年足らずの活動で招致できたら相当の幸運。そもそも長期戦は覚悟の上。宗茂公のように真っすぐに、ぶれずにNHKと市民に訴えていきたい」と語った。

=2018/04/20付 西日本新聞朝刊=

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