福智町図書館・歴史資料館 「ふくちのち」開館 [福岡県]

目当ての本を探して図書館を歩く来場者
目当ての本を探して図書館を歩く来場者
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 福智町赤池の福智町図書館・歴史資料館「ふくちのち」で19日、開館セレモニーがあった。町民待望の図書館に、多くの地元中高生や家族連れが来場。お目当ての本を探したり、館内の工作室や調理室を見学したりした。

 午前10時、嶋野勝町長や鳥越美奈館長など図書館関係者が、テープカット。嶋野町長は「図書館の名前には、福智町の『英知』と『土地』、両方の意味が込められている。図書館を通じて、活力のある福智町を目指したい」とあいさつ。鳥越館長は「みなさんと一緒に福智町の歴史をつくっていきたい」と話した。

 開館を記念した講演会には漫画「クッキングパパ」の作者うえやまとちさんがミュージックバンドと一緒に登壇。生演奏を交えながら、漫画家を目指したきっかけや取材秘話などを語った。講演会の最後、うえやまさんは「福智町の郷土料理『すいとん』にも興味がある。必ず取材に来ます」と来場者を沸かせた。

 家族連れで訪れた福智町赤池の会社員男性(36)は「絵本や漫画が充実していて、館内にカフェもあった。何度でも行ってみたくなるような図書館です」と話した。

■中学生のアイデア取り入れた机並ぶ

 図書館2階にある「ふくトラ広場」には、福智町の全中学校の生徒役員らで立ち上げた団体「ふくトラ」のアイデアを取り入れた机が並ぶ。

 「ふくトラ」は2015年夏に始動。町の住民から図書館への要望を集め、設計チームに伝えてきた。机は分解可能な六角形で、用途に応じて3等分したり、机をつなげて広く使ったりもできる。ふくトラの代表で、昨年赤池中を卒業した八尋太嗣さん(16)=鞍手高1年=は「勉強や学校の活動に活用してもらえたらうれしいです」と話した。

=2017/03/20付 西日本新聞朝刊=

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