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ドローンで“農薬”散布 嘉穂総合高、特別授業で想定実演 [福岡県]

嘉穂総合高の生徒が見守る中、ドローンによる水田での農薬散布を想定した実演が行われた
嘉穂総合高の生徒が見守る中、ドローンによる水田での農薬散布を想定した実演が行われた
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 桂川町の嘉穂総合高で25日、小型無人機「ドローン」を活用した次世代農業の展望を考える講義や、農薬散布を想定した実演飛行が行われた。農業を学ぶ同高地球環境システム科1年の生徒約40人を対象にした特別授業の一環で、先端技術を取り入れた農業への関心を高める狙い。

 この日は産業用無人ヘリコプター指導員の請川博一さん=北海道在住=と、ドローン販売・講習などの事業を手がける京都の企業担当者が同高を訪問。生徒たちは視聴覚室でドローンの利点などを勉強した後、学校近くの水田で実際の散布を確認した。

 使われたドローンは「AGRAS MG-1」と呼ばれるプロペラ8翼の機種で、1回で10リットルの農薬を散布できる。価格は200万円超で、一般的な農薬散布の無人ヘリより持ち運びや価格面でメリットが大きいという。

 この日は農薬の代わりに水を注入。請川さんが噴霧や機体の安定性をわかりやすく教えながら「これからの農業は自分たちの技量次第。操縦者の資格を取れば、男女関係なくビジネスチャンスが広がる」と強調した。生徒たちは小型ドローンの操作にも挑戦。同科1年の梶原龍冴さん(16)は「動かすのは簡単だった。農薬散布も手作業だと大変だから、ドローンを使うと楽だと思う」と話した。

=2017/09/26付 西日本新聞朝刊=

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