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治療と手品で支援10年 フィリピンの貧困地域で活動 飯塚の伊藤医師「自分流の国際貢献」 [福岡県]

内科医としてフィリピンの子どもたちを診察する伊藤実喜さん(左)
内科医としてフィリピンの子どもたちを診察する伊藤実喜さん(左)
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“ドクターマジック”としてフィリピンの子どもたちを楽しませる伊藤実喜さん
“ドクターマジック”としてフィリピンの子どもたちを楽しませる伊藤実喜さん
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 飯塚市横田の共立病院内科医の伊藤実喜さん(66)=福岡市=が、フィリピンの貧困地域で暮らす人たちに、手品と医療活動を通じた支援を続けている。10年の節目を迎え、地元行政などと連携して孤児などの受け入れ施設を開く計画を進めている。

 伊藤さんは患者とのコミュニケーションを図る手段として手品や「笑い」を取り入れた治療を続け、手品の世界大会で優勝した実績から「ドクターマジック」の別名を持つ。叔父がフィリピン・レイテ島の遺骨収集活動などに関わっていた縁で1999年頃から同国に通うようになった。

 「自分ならではの国際貢献をしたい」との思いから2007年、首都マニラの北にあるブラカン州で現在の活動を始め、年5回ほど訪問する。9月24日には、同行の歯科医2人とともに現地の約200人を診察した。「貧困による偏った食事から生活習慣病の患者が多い。治安の悪化にもつながる貧困から抜け出すためには、教育が重要とあらためて感じた」という。

 伊藤さんは「手品を見たときの子どもたちの笑顔がいつまでも続くよう、粘り強く活動を続けたい」と語った。

=2017/10/06付 西日本新聞朝刊=

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