西日本新聞電子版 1周年記念プレゼント

バナナのたたき売り絵本に 直方市・池田さんの口上と半生を紹介 画廊経営20周年を記念し作製 [福岡県]

絵本について話し合う池田暁美さん(左)と梅谷真知子さん
絵本について話し合う池田暁美さん(左)と梅谷真知子さん
写真を見る
バナナのたたき売りの口上や池田暁美さんの半生を描いた絵本
バナナのたたき売りの口上や池田暁美さんの半生を描いた絵本
写真を見る

 直方市殿町で「画廊カンヴァス」を経営する池田暁美さん(68)が毎月1回続けているバナナのたたき売りが小型の絵本になった。たたき売りの口上を文字と絵で表現、池田さんの半生も紹介している。北九州市で始めた画廊の20周年を記念して作製、25日からの企画展に合わせて販売する。

 「つながるバナナ」と題した絵本は、縦約13センチ、横12センチで、カラーの32ページ。池田さんが考えた直方版のたたき売りの口上と、関連した直方の風景などが描かれている。「うめちゃん」こと福津市在住の梅谷真知子さん(64)が絵を描き、取材して半生の文も記した。

 池田さんは6年前に直方に移り住んで間もなく、炭都の象徴としてJR直方駅前にあった「坑夫の像」が人通りも少ない遠賀川河川敷に移設されていることを知った。「もっとふさわしい場所に」と、3年前から毎月「五日市」に合わせ画廊前でバナナのたたき売りをして、収益金を移設費用として積み立てている。

 絵本について池田さんは「絵はもちろん、私の半生もうまくまとめてもらい、すごくうれしい。これを機会に『坑夫の像』や石炭の歴史にも関心を寄せてほしい」と話している。

 絵本は300冊作製、1冊500円で販売。企画展は31日まで、市内外の作家100人の絵や書、陶芸作品などを展示する。

=2017/10/24付 西日本新聞朝刊=

→電子版1周年記念!1万円分賞品券やQUOカードが当たる!!

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]